(PECL apc >= 2.0.0)
apc_cache_info — APC のデータから、キャッシュされた情報を取得する
$cache_type = ""
[, bool $limited = FALSE
]] ) : arrayAPC のデータから、キャッシュされた情報およびメタデータを取得します。
cache_type
cache_type が "user"
の場合はユーザーキャッシュの情報を返します。
cache_type が "filehits"
の場合は、現在のリクエストにおいて
バイトコードキャッシュから提供したファイルがどれなのかについての情報を返します。
この機能を使用するには、コンパイル時に
--enable-filehits
を指定する必要があります。
cache_type に無効な値を指定したり、
値を指定しなかったりした場合は、
システムキャッシュ (キャッシュされたファイル)
の情報を返します。
limited
limited が TRUE の場合は、
返り値にキャッシュエントリの個々の一覧が含まれません。
これは、統計情報の収集時に呼び出しを最適化したい場合などに有用です。
キャッシュされたデータ(およびメタデータ)の配列を返します。
失敗した場合に FALSE を返します
注意: もし APC キャッシュのデータを取得できなかった場合、 apc_cache_info() は警告を発生します。これが起こるのは、 一般的には APC が有効になっていない場合などです。
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 3.0.11 |
パラメータ limited が追加されました。
|
| 3.0.16 |
"filehits" オプションが
cache_type パラメータに追加されました。
|
例1 apc_cache_info() の例
<?php
print_r(apc_cache_info());
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
Array
(
[num_slots] => 2000
[ttl] => 0
[num_hits] => 9
[num_misses] => 3
[start_time] => 1123958803
[cache_list] => Array
(
[0] => Array
(
[filename] => /path/to/apc_test.php
[device] => 29954
[inode] => 1130511
[type] => file
[num_hits] => 1
[mtime] => 1123960686
[creation_time] => 1123960696
[deletion_time] => 0
[access_time] => 1123962864
[ref_count] => 1
[mem_size] => 677
)
[1] => Array (...iterates for each cached file)
)